阪神は23日の巨人戦に4―5と敗れた。これでゲーム差は13・5に開き、24日の試合も敗れると優勝の可能性が完全消滅する。
試合後、矢野燿大監督も「それにしても足引っ張り過ぎだわな。勝てるわけない。余りにも簡単なミスというか…難しい打球じゃないんでね」と苦虫をかみつぶしたのが、相変わらずの〝防御網〟の緩さだ。
この日は先発・西勇輝投手の足を守備陣がこれでもかと引っ張った。一塁で先発したマルテが一塁手としてはプロ野球ワースト記録の1試合4失策。内訳となった2回の3失策、4回には自ら4号弾で奮起したかに見えたが、マルテは5回にも松原聖弥の打球をファンブルする始末。結果的に西も失策が起きた回に痛打を浴びるという悪循環だ。
5回には女房役の梅野隆太郎捕手まで悪送球を犯し、この日は計5失策となり、2009年7月7日の広島戦(新潟)以来、球団11年ぶりの醜態をさらした。今季失策数は12球団断トツのワースト79にまで膨らんだ。これはリーグ最少の巨人の35失策の倍以上。2連覇目前の宿敵と猛虎の〝力の差〟は、こんなところにも象徴されている。












