中断原因はフェースシールド!? 巨人・原監督「ピカピカ光っていた」

2020年10月08日 23時26分

薄氷の勝利ながら、試合後は上機嫌だった巨人・原監督

「アレ」があっても、勝ち切った。巨人が8日のDeNA戦(東京ドーム)を9―7で下し、優勝へのマジックを「14」とした。

 岡本、丸のアベック弾などで7回まで9―2と一方的だった展開も、8回に敵軍の猛攻を受け9―7に。9回も二死一、二塁と一打同点まで追い詰められたが、守護神・デラロサが何とかしのいだ。これで優勝へのマジックは「14」となった。

 終わってみれば薄氷の勝利に、試合後の原辰徳監督も「まあ、しかし野球というのはね、9イニングという部分の中で相手も非常にしぶとい攻めをしてこられ、最後は厳しい展開となったというのが…野球というのは非常に難しい、まあ、逆を言うならば面白いスポーツであるということですね」と振り返った。

 この日はアクシデントが続出した。4回、吉川尚が後頭部に死球を受け途中交代。現段階で脳震とうの症状はなくひと安心だが、その前の3回には左翼スタンドに「反射物」があると原監督が指摘し、試合が一時中断するというハプニングもあった。

 審判団からの指示もあり、左翼スタンドにいた観客のキャップに張られたシールをはがすことでいったんは落ち着いた様子だったが、指揮官によると「帽子じゃなくてフェイスなんとか…よくわからないけど」。飛沫防止のフェースシールドに原因があったのではないかとした。

 結局、原因はよくわからなかったようで「なんだったんでしょうね。なんか、ピカピカ光っていた」と振り返った原監督はこうも語った。

「左バッターは気になると思うね。(指摘する前に打席にいた)和真(岡本)は右だから、こうアレだったと思うけど、僕らベンチからはすごくアレだったですね」

 なかば背中越しになる右打者には感じなかっただろうが、正面に位置していたGベンチからは目障りだった、ということだろう。ともあれ、波乱含みのゲームをきっちり勝ち切ったのはさすがのチーム力だ。

 9月29日から始まった10連戦だったが、この日の勝利で6勝4敗と見事勝ち越した原巨人。1日置いて10日からの9連戦は、戦況によっては優勝へのカウントダウンへと突入する。

 原監督は望むところとばかりに「今年は最初からそういう日程でね。間髪入れずに一気にいくくらいの気持ちでいますので、そこは全く準備はできております」と表情を引き締めた。Vロードはいよいよ佳境に入る。