DeNAの新主砲・佐野 打棒絶好調なのに「期待しないでくださ~い!」と超謙虚なワケ

2020年08月22日 06時15分

イジられキャラだというDeNA・佐野

 ハマの新主砲が絶好調だ。DeNA・佐野恵太外野手(25)がセ首位打者の座をガッチリとキープしている。21日現在、打率は3割3分8厘。新4番の打棒爆発もあり、首位巨人を4・5差で追うチームもいい雰囲気に包まれている。

「非常によくやってくれている。ただ、彼の持っている能力からすれば、それほど驚くことではない」とは、佐野を今季から4番兼主将に抜擢したラミレス監督。だが、ここまで指揮官から激賞されても、当の佐野本人は苦笑いで「あんまり僕に期待しないでください」と素っ気ない。

 実際、本拠地のお立ち台でも「次の試合も期待していいですか?」と振られた際には、ほぼ決まって「期待しないでくださ~い!」と返すのが、ここ最近の〝定番〟となっている。

 球団関係者は「ああいう〝超謙虚〟な姿勢こそが佐野の真骨頂であり、自分のスタイル」と解説し、こう打ち明ける。

「主砲兼主将というポジションにいながらも、前任者の筒香(現レイズ)とは違って『自分が打って引っ張っていくんだ』と言うタイプではない。どちらかというと〝イジられキャラ〟。それでも責任感は人一倍強く、仕事をキッチリやるから周りの信頼も厚い。渡米前の筒香からは『お前のやりたいようにやればいい』と言われ、吹っ切れていることも大きい。自虐的なことを口にし、自分に重圧をかけないようにしていることが、好調の秘訣になっている」

 21日現在で他の打撃2部門も9本塁打、36打点としており、十傑にランクイン。プロ4年目で才能を大きく開花させた佐野が、ハマの新時代を築いていくことになりそうだ。