来日初勝利DeNA・ピープルズは〝第2のマイコラス〟 敏腕スカウト・ロペス氏が推すその根拠

2020年08月21日 05時15分

【左】身長196センチとダイナミックなDeNA・ピープルズ【右】ローレン夫人の麗しさも話題となった元巨人・マイコラス

 ここから大化けするか――。DeNAの新助っ人マイケル・ピープルズ投手(28)が20日の広島戦で5回3安打1失点と好投。4度目の先発で来日初勝利を挙げた。

 196センチの長身から投げ下ろすダイナミックなフォームが持ち味。チェンジアップやスライダーなどの変化球を駆使して連打を許さず、失点は堂林のソロ本塁打のみ。新天地での1勝を「グレートだ」と喜び「自分の思い描いていた通りの投球ができたと思う」と白い歯をのぞかせた。

 外国人枠の関係もあって先発枠に固定されず、今回の登板は5回途中6失点で来日初黒星を喫した7月21日のヤクルト戦以来。与えられるチャンスは限られていたが、球団内では「うまく育てれば第2のマイコラスになれる可能性もある」との評価もあるという。

 2015年から巨人在籍3年間で31勝し、大リーグ復帰した18年には18勝でナ・リーグ最多勝に輝いたカージナルスのマイコラスを引き合いに出し、ピープルズの獲得に動いたのがDeNA国際担当スカウトのルイス・ロペス氏だそうで、チーム関係者は「ロペス氏が潜在能力にホレ込んでフロントに強く獲得を推薦したのがピープルズでした。マイコラスとほぼ身長が同じで、マウンドから威圧感を与えるタイプであることも共通している。ソトやパットン、ウィーランドなどウチにとって多くの〝当たり外国人選手〟を見い出してきた敏腕スカウトが、そこまで持ち上げているのだから先行きが楽しみ。本人が『日本ですべてを吸収したい』と意欲満々なところにも伸びしろを感じる」と言う。

 現役時代に広島で2年連続打点王(1996、97年)に輝いたロペス氏のイチ押し助っ人が〝古巣〟相手に来日初勝利とは、これも何かの縁かもしれない。