DeNAの今永昇太投手(26)が15日のヤクルト戦(横浜スタジアム)に先発するも今季最短の3回1/3を6安打6失点(自責3)と大炎上した。

 立ち上がりからピリッとしなかった。初回、先頭・山崎にいきなり二塁打。山田哲を三振に取るも、青木には四球を与えるなどして一死一、三塁のピンチを背負った。村上宗隆を併殺に打ち取り無失点で切り抜けたが、崩れたのが3回だ。

 先頭・西田に安打、続く投手の小川に四球を与えるなどして一死二、三塁とされ、山田哲に適時二塁打を浴びて2点を先制される。青木にも適時二塁打でこの回だけで3点を失った。

 さらに4回も先頭・坂口、浜田に連打で無死一、二塁とされ、西田のゴロを自ら取り二塁に投げたが悪送球。この間に走者が生還した。投手の小川のバントした打球を戸柱が三塁に送るも間に合わず満塁とされ、一死後に山田哲に四球を与えて5点目を失ったところで平田と交代を告げられた。ベンチに戻った今永は悔しげに唇をかんだ。