ハマのエースが苦しみながらも白星をもぎ取った。DeNAの今永昇太投手が3日のヤクルト戦(神宮)で先発登板し、6回を108球、5安打5四球4失点。試合開始から雨が降り注ぐ悪コンディションの中、初回から2失点するなど苦しい投球内容となった。

 それでも勝ち越しの援護をもらった4回以降の3イニングは得点を許さず、バトンを引き継いだリリーフ・三嶋一輝投手、守護神・山崎康晃のリレーで1点のリードを死守。今季2勝目をつかんだ。

 降板後は「逆転してくれた直後に追いつかれ、テンポの悪い投球になってしまいました。雨の中、勝ち越してくれた野手が守っていたので、自信を持って投げていきました。球数が多く、6回でマウンドを降りることになったので、次回登板ではもっともっと信頼してもらえるような投球をしたいです」と反省の言葉を交え、冷静に振り返った。