十八番の〝波状攻撃〟がさく裂だ。DeNAが3日のヤクルト戦(神宮)で2点を追う3回、打者一巡の猛攻から4得点を奪って試合を引っ繰り返した。

 小雨が降りしきる中、この回に単打と2つの四球で無死満塁とすると、まずタイラー・オースティン外野手の中前適時打で1得点。その後もホセ・ロペスの右犠飛で同点とし、宮崎敏郎内野手の中前適時打で勝ち越した。さらに嶺井博希捕手にも中前適時打が飛び出し、4―2と逆転に成功。

 8戦連続安打で今季13打点目を叩き出した〝ハマの絶好調男〟の宮崎は「得点圏にランナーがいたので、甘いボールがきたら積極的にいくと決めていました」とコメント。悪天候のコンディションも背番号51には無関係のようだ。