〝夏男〟広島・長野が今季初スタメンで先制2点打! 夜王封印でデトックスに成功

2020年07月02日 19時51分

デトックス効果?足さばきも軽快な長野

 今年はかっこいいところを見せます! 広島・長野久義外野手が2日のヤクルト戦(神宮)に「3番・中堅」で今季初の先発出場。3回無死二、三塁の好機で迎えた第2打席にヤクルト先発・イノーアの146キロをとらえた。

 快音を残した打球は左翼線へ抜ける先制の2点適時二塁打。長野が打てば止まらなくなるのがカープだ。4番・鈴木も右翼フェンス直撃の適時二塁打で続くと、会沢も中前へ適時打。1イニング5安打を集中して一挙に4点を奪取した。

 プロ11年目の35歳。だが心も体もまだまださび付いていない。沖縄・コザで迎えた2月のキャンプイン時、長野は本紙記者の顔を見つけると「いいですか、今年は記事で『ベテラン』とは書かないでください」と通達してきた。宣言通り、キャンプ中は若ゴイたちに交じって毎日大粒の汗を流した。スロースターター返上に燃えて迎えたシーズン。体はとっくに仕上がっている。

 全国に緊急事態宣言が発令されていた間は、チーム内でも「流川禁止」が通達され、広島で柄に合わない健康的な生活を送っていた、と聞いている。球界きっての〝夜王〟にとって、ネオンを目にしない日々はこたえただろうが、おかげで肉体はデトックスに成功。周囲によれば「飲みに行けないのはやっぱり相当きつかったみたい。でもストレスをトレーニングにぶつけたからか、体はルーキー時代のようですよ」というから期待してしまう。

 ピレラの活躍や堂林の成長もあって出番に恵まれない日々が続いていたが、どこか「今年は違う」雰囲気を漂わせる背番号5。梅雨明けはすぐそこ。ライバルを震え上がらせる〝夏長野〟の大暴れが見られるか。