ソフトバンク・松田 広がる“熱男リレー”に驚きと感謝「つながって良かった」

2020年04月15日 20時09分

オンライン取材に対応する松田(球団提供)

 本家もびっくりの展開だ。ソフトバンク・松田宣浩内野手(36)が15日、ペイペイドームでの自主練習後にオンライン取材に対応。球界の枠を超えて席巻している「熱男リレー」のスタート意図を説明し、輪の広がりを喜んだ。

 10日にSNSで開始した“連帯企画”が急拡大中だ。長期化する新型コロナウイルスの影響で世界中が閉塞感に包まれる中、球界一の元気印は「プロ野球選手として何か自分にできることはないか」と思案。浮かんだのは、代名詞とも言える自身のパフォーマンスを生かした「熱男リレー」だった。

 福岡も含めて7都府県で緊急事態宣言が発令されている状況。日本中が個々の意識のもと、外出が最低限に抑えられている。プロ野球選手も各球団で分離練習の措置が採用され、選手同士が距離を取って自主練習が行われている。

「人と接することができない。チームメートともゆっくり話もできない」。そんな今だからこそ松田宣は「人とのつながり」をみんなで感じ合いたいと立ち上がった。「熱男という言葉はシンプルで皆さん知っている。これを皆さんで心を一つにするためにも、バトンをつなぐことが一番の近道だと思った」。趣旨に賛同する形で柳田、糸井(阪神)、サッカーJ1浦和の槙野、タレントの武井壮や指原莉乃、俳優の鈴木福らへと垣根を越えて波及。「こういう展開を想像するとかではなくて…」という言葉が率直な感想で「なんだこりゃとか、そんなんやるかって思われたらそれまでだった」と、自然な形で巻き起こった一大ムーブメントに驚きを隠せなかった。

「熱男さまさまですね。正直びっくりしている。つながって良かったなあ」。かねて「連帯」や「協調性」を誰よりも重んじてきた。プロ15年目、身勝手な行動が他者に与える影響も肝に銘じている。世界が直面しているコロナとの戦いも、熱男が大切にしてきたものが問われている。

「慣れない自宅待機。みんなで乗り越えていきましょう」。熱男の魂を広げ、ウイルスの拡散を食い止める。