中日・与田監督 2年目の石橋に「モリ―ナになれ」

2020年03月12日 16時30分

石橋の評価が急上昇中だ

 中日の2年目・石橋康太捕手(19)が開幕スタメンへ猛アピールだ。11日のオリックス戦(京セラ)に4―2で勝利し中日は連敗を「5」でストップしたが、石橋は5回に決勝点となるスクイズを決めるなど勝利に貢献。与田監督も「さまざまな部分で成長していると思います」と評価している。

 石橋は根尾と同期の高卒2年目。この日は8番・石橋、9番・根尾と19歳コンビがスタメンに名前を連ねたが、実は試合前、与田監督がスローイング練習中の石橋に「モリーナみたいに座って投げるか。モリーナみたいな選手になってくれよ。(年俸)20億円ぐらい。同じ人間だ。できないことはない」と声を掛けるシーンがあった。

 カージナルスのヤディエル・モリーナ(37)はゴールドグラブ賞9度受賞のメジャーを代表する扇の要。座ったまま矢のような送球をする強肩捕手としても有名なだけに、石橋にはそんなスケールの大きな捕手になってほしいと与田監督は願っているのだろう。

 モリーナのように座ったまま送球というわけにはいかなかったが、石橋は4回にしっかりと盗塁を阻止。先発・柳も「テンポよくサインを出してくれましたし、今日は息が合っていたと思います」と最上級のコメントを送った。

 中日は正捕手が決まっておらず「誰にでもチャンスがある」(中村バッテリーコーチ)状況。指揮官からの“竜のモリーナ指令”について石橋は「それぐらい頑張れということじゃないですか。夢ですけど目標にはできるので。そこを目指してやるのは当然だと思います」。木下、郡司、桂らとの正捕手争いを勝ち抜くつもりだ。