阪神で広まる「足底改革」

2020年02月17日 16時30分

2回、バントの打球を処理する藤浪。足の運びはスムーズだったが一塁への悪送球になった(左手前は一走の岡島)

 阪神のチーム内で「足底革命」が湧き起こっている。

 スパイクやアップシューズの中敷きとして「これまでのものとは何かが違う」と虎ナインがこぞって装着し始めているインソールが、ブリオン株式会社の「FEET in DESIGN」というオーダーメードのインソール。すでに野手ではマルテ、北條、陽川、江越、投手では岩貞、藤浪に、育成の横山も使用を決めた。

 このインソールは、もともと米国の足病医学に基づいた医療用装具として開発されその後、阪神だけにとどまらず、口コミで他のアスリートなどにも愛用者が拡大している。

 球界では巨人のエース・菅野やゴルフでは昨年の賞金女王・鈴木愛など一流アスリートもこぞって勝負靴の中敷きに装着。阪神では、昨年まで在籍した前守護神ドリスや引退したメッセンジャーも愛用していた。

 メーカー担当者によるとアスリートに重宝される要因に「専用の足圧測定器で土踏まずとその外側をその人の足裏に最も適した形状にすることにより、足裏から体幹動作の安定を感じることができます」とのこと。

 実際に阪神で愛用している選手の声も同様で、マルテが「僕は去年、足を故障したのがきっかけ。使いだして、より体幹が安定してパフォーマンスできている感じ」と話せば、打撃向上を課題にする江越も「打席のなかで、よりどっしりと立てるようになりました」と、プレー中の様々な局面で「安定感」が得られているもようだ。

 16日に行われた楽天との練習試合(宜野座)では、このインソールを愛用する陽川が8回に左中間席に本塁打でアピールに成功。虎の足底革命は今後も広がっていきそうだ。