阪神・梅野が秋季キャンプの藤浪バッサリ「シーズン中より悪くなってる」

2019年11月16日 08時02分

阪神・梅野隆太郎捕手

 阪神秋季キャンプ(高知・安芸)で15日、梅野隆太郎捕手(28)が、チームメートの藤浪に辛口エールを送った。

 山本昌臨時コーチの指導の下、フォーム改造に着手中の藤浪を「どういう変化があったのか見てみたかった」との思いからブルペンに入り、今キャンプ初めて藤浪の投球を受けた梅野。だがこの日、藤浪の投じた68球は精彩を欠いていた。球威こそあるものの、球はしばしば上ずり、梅野の構えたミットに収まらない。すっぽ抜けたフォークボールは梅野の頭上をはるかに超えていった。

「取材したからには書いてね。(藤浪は)シーズン中より悪くなってる」。2年連続でGG賞を受賞した虎の正妻・梅野は、ばっさりと背番号19を切り捨てた。「ひっかけたり抜けたりする球が多かった。思い通りに投げられた球は少ないのでは」

 入団以来、梅野と藤浪は阪神の未来を担う黄金バッテリー候補として将来を嘱望されてきた。だからこそ、今季一軍未勝利に終わった藤浪の現状は、梅野としても受け入れがたい。

「球にスピード感はあるけど、良くなっているとは思えない。藤浪はずっと、自身の感覚の中で投げてきた投手。彼がよく口にする『いい感覚』が戻ってくればいいとは思うけど…」ともどかしさを口にした梅野は「(藤浪)本人が何かに取り組みにいっているところを邪魔することはできない。近くで寄り添っていければとは思う」と思いの丈を率直に吐露した。