祖父江だけじゃない 中日の銭闘は保留者続出の予感

2019年11月15日 16時30分

祖父江大輔

 中日の契約更改が今後も波乱含みの様相を呈している。12日の契約交渉で今季44試合に登板した祖父江が今季年俸4000万円(推定)からのダウン提示に納得できず、今年の保留第1号となり、これにダルビッシュ(カブス)が自身のSNSで中日球団の査定基準を疑問視するなどしたことで騒動となっているが、今後も保留者が続出しそうな雲行きとなっている。

 これから更改を控えている竜ナインの間から「そぶさんがあまりにかわいそう。当初報道にあった年俸が2900万円じゃなく、たとえ4000万円だったとしてもダウン提示はないでしょ。納得できなかったら絶対にハンコは押さないつもりでいる」と気勢を上げる声が出ている。

 ある選手は「これから交渉するけど、事前にもらった査定ポイントから出された年俸を見てあまりに低くて驚いた。たぶん、みんなのほとんどが納得いってないのでは。もし交渉してまったく上がらなかったら、自分も妥協するつもりはない。これから保留者だらけになると思うよ」と予告する。

 交渉する加藤球団代表は「今年から査定方法を新しく変えたわけではない。今のところは変えるつもりはないけど、みんなの声を聞きながら毎年、少しずつ改善してきているわけで、もし査定がおかしいとなれば、それを見直さないといけないし、できることは検討する。ただ、祖父江のように(今年以外の何年も前の登板実績の上積みを)言ってくれば、すでにこの年俸に反映されているよ、それは違うよ、と認められないことは説明する」という。

 今オフの中日銭闘、大荒れの予感だ。