西武・山川が広島・大瀬良と初対決 旧友への特別な思い明かす

2019年06月06日 16時30分

6回に左前打を放った山川

 西武の主砲・山川穂高内野手(27)が5日、広島の大瀬良大地投手(27)とプロ初対決。結果は三振、三振、左前打の3打数1安打で「やるかやられるかでいくのはいいんですけど、三振2つですからね。一本打ちたかった」と振り返った。しかし、敗戦の悔しさと別のところで旧友対決に特別な思いを抱いていた。

 試合前から「大瀬良はめっちゃ仲のいい友人なんで絶対に(本塁打を)打ちたいです」と対戦を楽しみにしていた。きっかけは富士大4年時の2013年、日米大学野球日本代表候補合宿だ。山川自身は最終選考で漏れたが、九州共立大・大瀬良の人柄に触れた。

「(沖縄出身の)僕と嶺井(亜大↓DeNA)は大瀬良や梅野(福岡大↓阪神)、岩貞(横浜商大↓阪神)…九州出身メンバーとめっちゃ仲良かったんです。合宿では東都、東京六大学のメンバーが幅を利かせていたので僕ら地方組は地方組で固まって『九州ジャパン』ってグループラインを作っていた。その時、先に(年俸)1億円もらったヤツがメシをおごるという約束をしていた」

 約束はまだ果たされていないというが、プロ6年目の今季、両者は互いにチームの中心選手となり、年俸1億円の大台に乗った。山川は「大瀬良はすごくいいヤツなんです。目配り、気配りの利く投手。四球を出したら僕ら野手に『ごめんね、次抑えるから』と謝ってきますからね。余裕があるというか、どっしり感というのが素晴らしい。人としてもすごいし、負けないようにしたい」と人間・大瀬良の魅力とともに、プロ初対決の裏にあったもう一つのストーリーを明かした。

 次に対戦する可能性があるのは7月の球宴、もしくは日本シリーズ。セ屈指の右腕に成長した友から今度こそどデカい一発を放つ決意だ。