完全復活だ。カブス・鈴木誠也外野手(27)が5日(日本時間6日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場し、6号勝ち越し2ランを含む5打数2安打3打点と躍動。左手薬指の負傷から復帰後2試合連発、ならびに2試合連続の複数安打で8―3と勝利したチームに大きく貢献した。

 3番・ハップの同点適時打で2―2のタイスコアとし、勢い付く形で迎えた5回一死二塁の第3打席だった。右腕アレクサンダーが内角へ投じた91・8マイル(約147キロ)の初球シンカーを振り抜くと打球は勢いを増して左翼ポール際へスタンドイン。豪快な勝ち越し2ランに敵地が静まり返る中、打った鈴木はダイヤモンドを一周しながら高らかに雄たけびを上げた。

 6回二死二塁の第4打席でも3番手・ウィックのチェンジアップを左手一本で拾い上げ、左前適時打を記録。技ありの一打でチームにダメ押しとなる8点目をもたらした。

 試合後は勝ち越しの2ランについて「何とかフェアゾーンに入ってくれて良かった」と謙虚な言葉で振り返った。

 前日4日(同5日)の試合でメジャー復帰。即座にランニング本塁打で5号ソロを放つなどマルチ安打をマークして存在感を発揮した。連日の大暴れとなったが、それでも「また相手投手も対策してくる。そこがメジャーリーグの難しいところでもある」と気を引き締めることを忘れなかった。