マリナーズは27日(日本時間28日)にロイヤルズからカルロス・サンタナ内野手(36)をトレードで獲得したと発表した。ロイヤルズへ投手2人が移籍する。

 通算263本塁打を誇るサンタナだが、今季は打率2割1分6厘、4本塁打、21打点と低迷している。ただ、実績と経験は十分で、新天地での復活が期待される。

 ア・リーグ西地区はアストロズが首位を独走。2位レンジャーズ、3位エンゼルス、4位マリナーズはともに借金生活を余儀なくされているとはいえ、まだ、80試合以上残っている。今後の戦いや補強次第では、逆転あるいはワイルドカードでのポストシーズン出場の可能性は十分だ。また、大物が早くも動いたことでトレード戦線が活発になることも予想される。

 ちなみにエンゼルスの大谷翔平投手(27)との対戦成績は3打数無安打1三振。サンプル数が少ないため、あまり参考にはならないだろうが、嫌な相手であることは確かだ。まだ、直接対決は11試合残っている。目覚めさせないように抑えたい。