米大リーグ機構公式サイトは19日(日本時間20日)にエンゼルスの大谷翔平投手(27)について「大谷の速球が戻ってきた」と題する記事を掲載した。大谷は18日(同19日)に敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、6回を6安打2失点、7三振3四死球と好投。打者では5打数無安打だった。チームは延長10回に5―6で逆転サヨナラ負け。今季初の3連敗を喫した。

 MAX100・8マイル(約162・2キロ)2球を含め、100マイル(約161キロ)以上を8球記録した大谷を「彼は最高のものをマウンドに持ってきた」と称賛した。100マイル以上8球は自身2番目に多い。

 前回登板の11日(同12日)のレイズ戦は球速が上がらず、最後に投げた直球が93・3マイル(約150キロ)にとどまり、平均球速が今季平均の97・2マイル(約156・4キロ)から96マイル(約154・4キロ)に落ちたことが心配されていた。18日は自己最速の98・6マイル(約158・6キロ)を記録。力強さが戻った。

 次回登板では相手打線を圧倒する投球に期待だ。