「鈴木誠也の打球はハーパーやアロンソに類似」米CBSスポーツが解析

2022年01月15日 10時15分

鈴木誠也
鈴木誠也

 米メディアのCBSスポーツ(電子版)は、広島からポスティングで米大リーグ入りを目指している鈴木誠也外野手(27)が「今オフ最大の掘り出し物の一つになる」と見解を示し、根拠として打球の速度や角度を分析。昨年ナ・リーグMVPに輝いたナショナルズのブライス・ハーパー外野手(29)や19年と21年のオールスター戦の本塁打競争で優勝したメッツのピート・アロンソ内野手(27)らに類似していると解析した。

 同サイトが収集したデータによると、昨季の鈴木は打球の出口速度が平均91マイル(約146キロ)で、そのうち45%が95マイル(約153キロ)を上回った。平均の発射角は13・6度で、安打になりやすいといわれる10~30度の打球は26・5%だった。

 このデータを昨年のメジャー選手と比較した結果、ハーパーやアロンソら10選手との類似が明らかに。パーバーは平均速度が91・1マイルで95マイル以上が49・7%。平均角度が12・9度で10~30度が34・2%。アロンソはそれぞれ91マイル、47・4%、14・7度、30・2%だった。

 とはいえ鈴木はメジャー未経験。「MLBでも長打力を維持できるだろうか?」との疑問も残す。「NPBは世界で2番目に優れた野球リーグだが、メジャーとの違いを理解する必要がある」と日米のレベル差を念頭に置くべきと補足した。

 同サイトは鈴木を今オフのFAランキングで15位に格付け。ロックアウトで交渉は中断しているが、解除後には複数球団による獲得競争が繰り広げられると予想する。「鈴木は滅多にボール球を振らず、投球を強く叩け、最適な角度で打ち返せる。肩も強い」と絶賛。「最近メジャーに来た日本の野手は大谷を除いて成功していない。その代償として鈴木の契約は彼の才能より低く抑えられるだろうが、今オフ最大の掘り出し物の一つになると考えられる理由は十分にある」と活躍を期待していた。

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