「さらば田中?」ヤンキース残留が絶望的に パイレーツから格安先発投手を獲得

2021年01月25日 11時00分

ピンストライプ姿の田中はもう見られない?(ロイター=USA TODAY)

 ヤンキースは24日(日本時間25日)にパイレーツから右腕のジャーメソン・タイロン投手(29)をトレードで獲得した。パイレーツには若手4人が移籍する。これを受け、CBSスポーツ(電子版)など複数の米メディアは同日、ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)が再契約する可能性はさらに厳しくなったと報じた。

 タイロンは2018年に14勝(10敗)を挙げたが、19年に右ヒジのトミー・ジョン手術を受け、昨年は登板機会がなかった。年俸が225万ドル(約2億3360万円)と格安でぜいたく税の対象となる限度額に収まることも魅力だ。

 CBSスポーツ(電子版)は「ヤンキースが取ったさらなるローテーションのリスクは、タナカにとって何を意味するのか」と題したリポートを掲載した。「さらばタナカ?」の見出しとともに「タイロンの獲得はピンストライプでのタナカ・タイムの終焉をつづっているようだ」と伝えた。ヤンキースの今季先発陣で万全なのはエースのコールだけだ。FAで獲得したクルバーは昨季1イニングしか投げておらず、ヘルマンは昨季DVで出場停止からの復帰だ。快速球右腕セベリーノは昨年2月にトミー・ジョン手術を受け、復帰はシーズン中盤以降と見込まれ、左腕モンゴメリーは安定感に欠ける。

 NJドットコムも「タイロンの獲得が意味することは?」と題したコラムで「タナカ・タイムの終局? ファンに人気のタナカがどのようにヤンキースに戻ってくるか見届けるのは難しい」とした。田中の残留はほぼ絶望となった。