小池百合子都知事の“ある発言”がネット上で急拡散され、炎上した。

 東京五輪の開催費用は、当初の7340億円から1兆6000億円に大幅アップ。直近ではさらに膨らみ、3兆円という数字もささやかれ始めている。ここまでくると当初のもくろみが甘すぎたと言わざるを得ないが、問題はその財源をどこから確保するか、だ。

 五輪の関連収入は5000億~6000億円ぽっち。このままでは巨額の赤字を抱えることになってしまう。

 そんななか、目下ネット上で急拡散されたのが過去の小池語録だ。2016年7月にテレビ朝日系情報番組「モーニングショー」のインタビューに応じた時のもので、膨れ上がる五輪費用の解決策について聞かれた小池氏は、蓄えのある高齢者に寄付を呼びかけた上で「個人の資産もご協力をお願いするということを図っていきたい」と力説している。

 当時の小池氏は衆院議員の職を辞して都知事選出馬を表明。小池旋風前夜といった状況で、口ぶりは自信に満ちあふれているが、その内容は赤字の補填に個人の寄付を頼りにするという“トンデモ発言”だ。

 それにしても、2年前の発言がなぜ蒸し返されているのか?

 政界関係者は「小池氏には安定の“アンチ”がいるが、ここにきて五輪ボランティアや暑さ対策についての受け答えがひどすぎたので、攻勢を強めたのだろう。SNSでの拡散スピードはこれまで以上に速い」と話す。

 小池氏は人員不足が指摘される五輪ボランティアを大学生から半ば強制的に募ることを宣言。暑さ対策に至っては、会見で「まずは打ち水。濡れタオルを首元に巻くだけでもだいぶ違う」と訴え、報道陣をズッこけさせた。

 ネット上では「このままではブラック五輪」「終わった後は大増税」と総悲観。すっかり存在感のなくなった小池氏だが、目を離してはならない。