千葉の甲子園常連校、拓大紅陵の元野球部員3人が売春防止法違反容疑で逮捕された事件が高校球界に大きな衝撃を与えている。千葉大会は11日に開幕したが、日本高野連は事件の詳細を完全に把握できず、処分の審議すらできない状態だ。今後はどうなるのか。日本高野連の竹中雅彦事務局長(62)が本紙の取材に口を開いた。
――一報を聞いたときは
竹中事務局長 ビックリしました。今まで聞いたことのない事案なので。大会前に水を差すことになった。
――千葉県高野連からは
竹中 報告書を出してください、と言っていたので送られてきた。でも詳細が何も書かれていない。(当該生徒が)警察で取り調べを受けたこと、退学したことしかわからない。事件の内容が何も書かれていないので、こちらとしてはその報告書で審議ができない。もっと詳しく調べてくださいということで、今またお願いをしています。
――まだ時間がかかる
竹中 退学しているので、そこらへんの聞き取りが難しいかもしれませんね。1月、2月に起きたということなんでね。
――事件が起きてから今まで日本高野連に何の連絡もなかった
竹中 こちらには何も入ってきていないし、向こうでも食い違いがある。学校側は千葉高野連に言うた、と。でも千葉高野連は(詳しく)聞いていない、という話やし…。言ってないんなら報告遅れということになる。そこらが分からない。
――今年6月に兵庫・姫路市内の学校の野球部の生徒がわいせつ事件で逮捕されている。この件は把握していたのか
竹中 それは聞いている。個人の内容であれば、チーム(の出場)を止めるというところまでいかないということ。いっても厳重注意ですね。
――処分を科す場合の判断基準は
竹中 ケースバイケースですが、喫煙であるとか、集団で何か悪質なことをやったとなると、チームを(処分)ということにもなる。事案、事案で審議をしないと。個人なら連帯責任とまではならない。昔と違って今は変わってきている。
――今回の拓大紅陵のケースは…
竹中 内容を聞いていないので全然わからない。例えば3人が3人関与していたのか、1人が主犯で、とか。3人とも元部員ということですけどね。
――一方で千葉大会が開幕し、拓大紅陵は12日に1回戦を行う
竹中 今は審議ができないから(試合を)止めることはできないという段階。
――もしも勝ち進んでいても内容次第でストップさせることもあるのか
竹中 もちろん。出てきた内容による。あとは学校側がどう考えるか…。試合には出る、と言われているみたいですけどね。












