高校野球春季近畿大会の決勝戦(明石)が3日に行われ、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を3―1で下し、2年連続5度目の優勝を果たした。

 今春のセンバツ決勝の再現となった一戦は、大阪桐蔭のドラフト1位候補の先発・根尾(3年)が11安打されながらも1失点完投。打っては4回に4番・藤原(3年)の同点打に続いて、無死二塁から右前に勝ち越し打、8回には右翼線に追加点の適時二塁打を放つなど4打数3安打2打点と“二刀流”の活躍で食い下がる宿敵を退けた。

「リズムが悪いなと思いながらも、何とか粘って投げられた。荒れたほうが向こうも嫌だったのかな」と笑顔の根尾は「センバツよりもインコースが増えた。どんどん踏み込んでくるのでインコースが大事になってくる。アウトコースだけでは抑えられない」と投球の幅を広げた。打撃についても「智弁とやるときは詰まっていてもいいところに転がる。いいイメージがある」としてやったりだ。

 目指すはもちろん夏の100回記念大会。「今日で春の大会は全部終わった。最後の夏の大会に向けていい準備をしたい。まだ20~30点。6月にもっと体を追い込む。何としても最後の最後までこのチームで試合をしたい」と春夏連覇を見据えた。