ヤンキースのご意見番として知られる名物実況アナウンサーのマイケル・ケイ氏が、自らの「ESPN」のラジオ番組「マイケル・ケイ・ショー」の中でブルワーズのマーフィー監督のヤンキース〝侮辱発言〟に猛反撃した。
ケイ氏は「自己中心的な選手というのは、4安打したいと思うことなのか。15三振を奪いたいと思うことなのか。それがチームにどう悪影響を及ぼすというんだ。ぜひ説明してほしい。野球選手が自分のためにプレーすることの何が悪いんだ。自分は頭がよくないから教えてほしい」などとまくしたてた。
怒りの発端は28日(日本時間29日)のレイズとのワールドシリーズ第5戦の勝利後、歓喜のグラウンドでマーフィー監督のバウアーズへの声掛けだった。ウイニングボールをバウアーズから受け取った際「お前はこれから大金持ちになるぞ。あのクソみたいなヤンキースにいた時のことを覚えているか。みんな自分のことしか考えていなかったんだ。覚えておけよ」と話しかける音声がテレビに流され、大きな波紋を呼んだ。
バウアーズは2023年にヤンキースで結果を残せず、ブルワーズに移籍。マーフィー監督の下で花開いた。指揮官としてはうれしさのあまり出た言葉に違いないが、ネタにされたヤンキースはたまらない。ケイ氏は「2023年のヤンキースの選手で誰が個人成績を稼ごうとしたのか、誰が自分のためにだけにプレーしていたか教えてほしい」とヤンキースファンの思いを代弁するかのように吐き捨て「ブルワーズがドジャースをスイープした時に、ドジャースを悪く言う声は聞かなかった。ところがブルワーズがレイズに勝つと、監督はレイズではなく、ヤンキースを悪く言う材料を見つけた」と、どうにも納得できないという。
とはいえ、一方で今年も地区シリーズ敗退となっただけに、ネタにされやすい状況も理解しているようで「どうやらヤンキースは何を言われても仕方ない標的にされているようだ。こうした批判を記録に残しておくことだよ。フロントが腹を立てていることを願う」と来季への発奮材料にしてほしいとこぼしていた。











