東レ・パンパシフィック・オープンテニス第4日(29日、東京・有明)、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング18位の大坂なおみ(29)が同144位のミア・ポハンコバに3―6、5―7で敗れた。

 赤い衣装をまとってセンターコートに現れた大坂は、第1セットの第2ゲームに幸先よくブレークに成功。しかし、直後のサービスゲームを失うと、その後も2度のブレークを許し、このセットを落とす。

 キープ合戦で進んだ第2セットは、5―6で迎えた第12ゲームに痛恨のブレークを喫して、敗退が決定。相手の深いスピンボールと角度の付いたショットのコンビネーションに苦戦し、最後まで主導権を握れなかった。

 試合後の会見では「そんなに悪い試合だったとは思わない。ポハンコバとの対戦は初めてだったが、本当に素晴らしい選手だった」と相手をたたえる姿勢を示した。

 また、敗戦後の心境を「実は今はとても穏やかな気持ち」と吐露。「数年前ならとても悲しい気持ちになっていたが、今は『こういう日もある』と受け止められている」と精神的な成長の実感を口にした。

 今季の公式戦出場はこれが最後。「東京にはもう少し滞在して、娘をサンリオピューロランドに連れていきたい」と笑顔を見せつつ、「オフシーズンはあまり長くない。1~2週間休んだらすぐに練習を再開する予定」と早くも来季を見据えていた。