フィギュアスケート女子の島田麻央(17=木下グループ)が、さまざまなテーマについて自身の思いをつづる連載「島田麻央のトリセツ ~Road to 2030~」の第3回は〝18歳の誓い〟がテーマ。自身初のグランプリ(GP)シリーズとなる第2戦スケートカナダの開幕日(30日)に、18歳の誕生日を迎える。世界選手権出場を目標に掲げた若きスケーターは、大人としての進化を目指す構えだ。

【島田麻央のトリセツ ~Road to 2030~(3)】

 ――少し早いですが18歳おめでとうございます

 島田 ありがとうございます。18歳という実感は正直なくて、周りの人からも驚かれます(笑い)。でもGPシリーズ中なので、まずはGPシリーズに集中したいです。

 ――小さい頃に思い描いていた18歳との違いは

 島田 1人暮らしを始めたり、楽しい学校生活を過ごしているイメージでした。その辺の寂しさはありますが、スケートを極める道を選んだので、友達とも遊びながら上手に気分転換もしていきたいです。

 ――車の運転免許を取れる年齢になった

 島田 同年代で免許を取っている子もいるので、興味はあります。今具体的にどこか行きたい場所はないですが、車があると動ける範囲が広がるなと思っています。

 ――思い立ったらすぐ行動するタイプか

 島田 去年はジュニアGPシリーズの時にルーブル・アブダビ(ルーブル美術館の姉妹館)に行きました。海に浮かぶ美術館というだけでも感動的なのに、太陽の光に包まれた幻想的な空間の中にたくさんの展示物があって面白かったです。美術館に入るにはスカーフの購入が必要で、時間もなく言われるがまま購入したのですが、後で請求金額を見たらすごく高くて…。今となっては経験の一つとしていい思い出になっています(笑い)。スケートカナダではナイアガラの滝に行きたかったですが、さすがに遠いのでホテルの徒歩圏内を散策したいです。

 ――18歳はどんな1年にしたいか

 島田 まずはGPシリーズの2試合をしっかり戦い抜くことが一番ですが、全日本選手権で結果を残して、世界選手権に出場することを目標にしています。また、18歳になるので大人な表現やスケーティングを磨いてシニアらしさを出していきたいです。

 ――競技外での目標は

 島田 自立した大人になりたいです。昔は試合前にCDを忘れたり、イベント時にジャージーを忘れたこともあったので、忘れ物をしないようにしたいです。今までは遠征の準備などを母に手伝ってもらっていましたが、今後はサポートしてもらいながら、自分のことは自分でできるように頑張ります!

☆しまだ・まお 2008年10月30日生まれ。東京都出身。6歳から本格的に競技を始め、20年春から拠点を木下アカデミー京都アイスアリーナ(京都・宇治市)に変更。ジュニア4季で無傷の39連勝。ジュニアGPファイナルと世界ジュニア選手権で史上初の4連覇を果たした。今季からシニアに参戦し、国際大会デビュー戦の木下グループ杯を制した。30日から自身初のGPシリーズに挑む。