アイドルグループ「A.B.C―Z」の元メンバーでタレントの河合郁人が27日、大阪・朝日放送テレビの情報番組「newsおかえり」に出演し、大阪地方検察庁の官舎で起きた準強制性交罪に問われた事件をめぐる裁判に言及した。
この日、大阪地裁で部下だった女性に対し性的暴行を加えたとして「準強制性交等罪」に問われた元大阪地検検事正の北川健太郎被告の第2回公判が行われた。
2018年9月、大阪地検のトップ・検事正の地位にあった北川被告が、同僚数人と飲食店で飲酒した後、酩酊状態で抵抗できない状態の女性検事・ひかりさん(仮名)を自身の官舎へ連れ込み性交に及んだ。
後日、ひかりさんに対し書面で「被害を訴えないよう口止め」していた。
6年後、ひかりさんはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、24年2月に被害申告を行い、同年6月に北川被告は逮捕、7月に起訴された。24年10月の初公判で罪を認めた北川被告だったが、同年12月に弁護士が交代すると一転して無罪を主張。2年たち「準強制性交等罪」を問う裁判が再開した。
この日の公判で喜多川被告は改めて「性交の事実は認めるが、女性が抗拒不能であったことは否認し、争う」と無罪を主張。弁護側も女性は泥酔状態になく、「被告を恐れることはまったくなかった」と訴えた。
2年間、裁判が行われなかったことに河合は「その間に何があったのか。(北川被告は)初公判と言ってることが変わったりしてますけど、被害を受けたと言っている方は苦しい時間を過ごしてきたと思います」。
すでにひかりさんは検察庁を退職している。
河合は「自分が大好きだった仕事を(事実上)奪われるというのは、本当につらいことだと思います」とした上で「(ひかりさんは)忘れられないくらい傷ついていると思うので、どういう判断で決着になるのか。また何年もかかるとなれば、それだけ苦しむことにもなります」と時折言葉をつまらせながら、女性の立場に寄り添った。
判決は来年3月12日に言い渡される予定だ。












