漫画家の小林よしのり氏が26日、旧宮家の男系男子の養子縁組を可能とする改正皇室典範は「門地(家柄)による差別」を禁じた憲法14条に違反するとして、国に改正皇室典範の無効や損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 皇族数の確保を目的とする改正皇室典範は7月に成立し、今月24日に施行。旧11宮家から15歳以上の未婚の男系男子を養子に迎えることを可能にした。

 記者会見を開いた小林氏は「男系じゃないと正当性がない、日本の象徴になれない。この法案が成立してしまったけど、これで、まず愛子さまは排除される。ワシは改悪される皇室典範に関しては『愛子さま排除法』と言ってるんですよ。間違いなく愛子さまが天皇になる芽はなくなってしまった。理由は女だからですよ」と訴えた。

 提訴した意義について「天皇制が崩壊しないようにしたい。ワシ自身にとっては平等であることが、日本の誇り。だから14条を非常に大切にしている。そこからワシの愛国心は生まれてきた」と述べた。