茂木敏充外相は27日、参議院外交防衛委員会に出席。立憲民主党の辻元清美参院議員から高市早苗首相が2日に行われたG7首脳オンライン会議に欠席した問題を追求された。
辻元氏は16日の参議院予算委員会で高市首相に対し、米国のトランプ大統領やイタリアのメローニ首相など各国首脳が参加したことを確認した上で「なぜ、このオンライン会議、欠席したんですか」と質問していた。
これに高市首相は同会議の議題が欧米間のディーゼル価格への対応であったとして「外務省の判断でもあり、代理出席も認められていました」と説明。「オンライン会合に必要な、かなり大きなディスプレイを使いますので事業者に頼むことになりますので(出席には)準備が整わない」と話し、米国・ワシントンに滞在していた外務審議会官を代理出席させていたことを明かしていた。
この日、辻元氏は「もう一度、ちょっと外務省に聞きたいですけど、高市総理は、ここ大事なことなんですけど、最後まで(オンライン会議に)出ると言っていたけど、外務省が止めた、これいいんですね」と質問した。
茂木氏は「止めたというよりもですね、外務審議官が出席することが適切である、このように外務省からお伝えいたしております」と答えたが、辻元氏の追求は続いた。
「じゃあ、ディスプレイね、茂木さん。なんで業者を呼ぼうとか、バタバタしたようだけど、する必要はなかったんじゃないの? 矛盾するじゃないですか」
これに茂木氏は「官邸のディスプレイの問題まで、私は承知しておりません」と回答。辻元氏は「今の発言は無責任ですよ。先ほど官邸の中西(副長官)さんは、『これは外務省のことだから、自分は知らない』とおっしゃったの、副長官が。そして今度は外務大臣が『官邸のことは知らない』。一体、高市政権の外交はどこがコントロールタワーになっているんですか」と語った。
同委員会の委員長に対し、辻元氏は「これ非常に重要な問題だと思います。G7オンライン会議について議長国のフランスから開催日、開催時刻が、いつ日本に連絡が来たのか時系列に沿って説明、総理大臣、外務大臣が欠席した理由、そして政府、これをみんなバラバラバラバラいうことが違う、統一見解を本委員会に出すこと求めます」と要請した。
これに委員長は「後刻理事会において協議します」とした。












