火の玉改革第2弾や!阪神は25日に甲子園室内練習場で秋季練習を実施。練習後に報道陣の取材に応対した藤川球児監督(46)は、来季プロ7年目を迎える高寺望夢内野手(24)の遊撃再挑戦を明言した。

 前日24日には石井の先発転向を打ち出した指揮官は、来季に向けて新たなポジションに挑戦する野手を問われると「高寺ですね」と即答。今季は小幡、元山、木浪らが遊撃の守備に就いたが、定位置確立とはならず。そんな中、高寺のショート構想はシーズン終了直前から動き出していたという。

 指揮官は平田ファーム監督に事前に連絡していたことを明かし、「シーズン中は担当のコーチたちもいきなりショートというのは難しいし。高寺は大事なところで出てましたから」と説明。現在は平田二軍監督と担当コーチが調整しながら、みやざきフェニックスリーグで段階的に遊撃の練習に取り組んでいる。

 プロ入り当初は遊撃手だった高寺。それでも適性について虎将は「まだ私のところまでは来てないですね。やらせてみてくれと」と現段階での評価を控えた。その上で「コーチへの期待とコーチの責任感も含めてプロなんで。非常に高い位置での向上を見込みたい」と指導陣の手腕にも期待を寄せた。

 さらに火の玉監督は高寺に加えて小幡や立石らの名前も挙げ、秋季キャンプからのさらなる成長を要求。「技術のレベルアップ、体力の向上、変えるところは思い切って変えて。これを2月(春季キャンプ)に持ち込んで、人に渡さないというところに行くと1軍の試合に出られるチャンスは広がる」と力を込めた。

 来季の定位置奪取へ、高寺をはじめとする若虎にとって勝負の秋となりそうだ。