女子プロレス「スターダム」20日の後楽園大会で、スターライト・キッドがワールド王者・鈴季すずへ「チーム両想い」同士での最後の前哨戦を提案した。

 キッドは29日大田区大会で、鈴季の持つワールド王座への挑戦を控えている。この日は「ネオ・ジェネシス」の同門の儛島エマと組み、鈴季、鉄アキラ組と激突した。

 キッドは鈴季と激しい場外戦。リングサイドでのフィッシャーマンスープレックスを決め、リングではフライングボディーアタック、雪崩式アームホイップでダメージを与えた。

 一進一退の攻防はキッドと鈴季が蹴り技の応酬で大の字となり、リング外へエスケープ。儛島と鉄の一騎打ちは、カウント2でゴングが鳴るハプニングもあったが、最後は鉄が俺の膝(ランニングニー)で儛島から3カウント。キッドのチームは敗北した。

 試合後マイクを握ったキッドは「エマとアキラのバチバチ感もいいんだけど、うちらの前哨戦は今日が最後なんて言わないよね。27日後楽園『チーム両思い』同士でやらない?」と提案。「私となつぽいは引退前にもう一度『チーム両想い』を組むって約束しました。こっちにもなんかチーム両想いみたいな、ユニット別のタッグいるよな。面白そうな前哨戦最後一発やろうよ」と鈴季を見やった。

 鈴季は「何のこと言ってるかわかりません」とおどけながらも「27日は特別な前哨戦にしたいってことね。考えといてやるよ」と応じていた。鈴季と両想いの選手といえば、18日栃木大会では代打出場を買って出た極悪軍「H.A.T.E(ヘイト)」の刀羅ナツコが思い当たるが…、決戦を前に両者の争いが風雲急を告げている。