女子プロレス「マリーゴールド」24日両国国技館大会をもって退団する桜井麻衣(36)が、決断の理由と今後について語った。

 2020年2月にアクトレスガールズからデビューした桜井は、スターダムを経て24年4月にマリーゴールドの旗揚げに参加。〝貴婦人〟キャラで人気を博した。3日大阪大会で、負傷箇所の治療のため24日のラストマッチを最後に退団することを発表していた。

取材に対し、現在の胸中を明かした桜井麻衣(左)
取材に対し、現在の胸中を明かした桜井麻衣(左)

 13日に取材に応じた桜井は、頚椎捻挫の影響があった首やヒザの治療に加え、今年に入ってから続いていたストレス性の体調不良が休養の理由だと明かした。「選手が辞めていく中で、自分の立場が変わったりして、無理して背伸びしてる部分があった。今までだましだましやってきたけど、求められていることと、できることのバランスが取れなくなってきた」

 所属ラストマッチへ向けた記者会見では、旗揚げから参加したマリーゴールドへの思いを語った。ユナイテッド・ナショナル(UN)王座を獲得するなど活躍し「やり切ったと思ってます」と完全燃焼を強調。「これから何があるかは分からないけど、一度辞める決断をしたからには、すぐにマリーゴールドに戻ってくることはない」と決意は固い。

トリオの盟友・山中絵里奈の言葉に涙を見せた桜井麻衣
トリオの盟友・山中絵里奈の言葉に涙を見せた桜井麻衣

 退団後は仕事をセーブして治療に励む。「旅行して海に行ったり。リフレッシュしつつ、今後について考えていけたら」。大学在学中から芸能活動を始め、就職活動では大手航空会社の内定も得た。さまざまな挑戦をしてきた桜井は「一度は就職の道も考えたことがあるので、この休業期間でやりたいことを見つけられたらいいな」と語る。

 リングにしばしの別れを告げる貴婦人の次なる歩みに注目が集まる。