ノア25日両国大会でN―1 VICTORY覇者OZAWA(29)とのV1戦に臨むGHCヘビー級王者の内藤哲也(44)が、新日本プロレスの〝底力〟を歓迎した。盟主団体との観客動員対決を公言している内藤は、新日本の12日両国大会の数字が想像以上だったことに発奮。その一方で一連の発言を古巣への未練と指摘してきた挑戦者にも反論した。
内藤はN―1に出場せず両国大会を「王者vs覇者」の頂上対決に指定。IWGPヘビー級王者・辻陽太とG1クライマックス覇者・大岩陵平が激突した新日本両国大会と同じ構図を確定させ、同会場での動員対決をもちかけた。先に開催した新日本は秋の両国大会としてはコロナ禍以降最多となる6422人(主催者発表)を動員した。
14日、川崎競馬場にスペシャルゲストとして来場した内藤はイベント後に取材に応じ「俺がいた時よりもお客さまの数が多いというのはもちろん悔しいですけど、さすが新日本だなと。5000台くらいの勝負になるんじゃないかなと思っていたので、想像以上でしたね」と目標を上方修正。「落ちてきた新日本を超えても何の価値もないし、巨大な新日本プロレスだからこそ挑む価値があるわけで、新日本プロレスには常に大きい壁であってほしいなと。じゃないと追い抜いても何の充実感もないですから」と自身を奮い立たせた。
OZAWAからは古巣への一連の発言を「未練」と指摘され、再入団まで提案された。内藤は「今のプロレス界で新日本を見ないで上を目指すっていうのはちょっと意味が分からないんですよね。それを未練と言われるのも不本意ですね」と反論。「もしかしたらOZAWA選手は新日本でデビューできなかった未練があるからこそそういう言葉を使うのかなって。それがコンプレックスで目を背けてしまっているのであれば、彼こそ一度新日本で試合をしてくるのもアリなんじゃないですか?」と逆提案した。
N―1不出場の内藤が覇者の挑戦を退ければ、挑戦者候補不在の事態も考えられる。「せっかくノアに来たのだから、清宮(海斗)選手、(Yoshiki)Inamura選手とのGHC戦で感じてみたいし、1回しか肌を合わせてないけど煌牙選手も気になりますね。アニマル浜口ジムらしいじゃないですか。新日本時代は追いかけることの方が多かった気がするので、若い選手の壁になるというのもこれから経験できたら面白いのかなと」と今後の展望を明かした。
ちなみに川崎競馬場では単勝74倍のレースを的中させ大勝。内藤は「今日は(名物の)激辛焼きそばでおなかいっぱいだから、ファミレスは行かなくていいよね? じゃあ俺、オクパードなんで」と的中馬券を握りしめ、まるで何かから逃げるかのように足早に競馬場を後にした。












