米メディア「エッセンシャリースポーツ」は18日(日本時間19日)、「ポール・スキーンズのパイレーツでの将来が危ぶまれる…給与問題が大きな疑問を投げかけている」との記事を配信した。

 2025年のナ・リーグ、サイ・ヤング賞右腕ポール・スキーンズ投手(24)はWBCに出場した影響もあり、今季は防御率3・82、10勝11敗と不本意な成績に終わったが、今季終了後に年俸調停権を得る。

 記事は「シーズン最初の55イニングで防御率1・96を記録した投手の価値は、多少不調なシーズンではほとんど損なわれることはない」とし、そのうえで「パイレーツにとって真の課題は、スキーンズの投球内容ではなく彼をチームにとどめておくためのコストだ。2027年に初めて年俸調停の資格を得る際の年俸が3倍になると予想されており、その財政的な影響は、パイレーツが最大のスター選手に投資する意思があるかどうかを試すことになるだろう」とつづり、予想年俸について「720万ドル(約11億4000万円)」とはじき出した。

「ナ・リーグのサイ・ヤング賞であるスキーンズにとって720万ドルという金額はFAとして市場に出た場合に比べれば格安と言えるだろう。しかし、歴史的にパイレーツは人件費を抑えることで知られている」と分析した。

「今季の総年俸が1億600万ドル(約167億5000万円)のチームにとって、スキーンズにこれだけの金額を投じることは、非常に大きな意味を持つ。パイレーツがスキーンズに資金を投じる意思がなければ、来オフに激しい争奪戦が繰り広げられることを意味する。ちなみに、ドジャースは3年連続でワールドシリーズ出場を逃したばかりだ。そのため、彼らが次世代の逸材獲得に全力を注ぐ可能性もある」と金満球団の動きを指摘した。