ワールドシリーズ終了後にFAになるドジャースのタリク・スクバル投手(29)は「自身の今後についてはコメントしない」と明言を避けている。FA市場に出た場合、複数の米メディアによれば、ドジャース、メッツ、古巣タイガース、さらにヤンキースが候補だ。

 ドジャース専門サイト「ドジャース・ウェイ」は18日(日本時間19日)に「ドジャースはメッツにない大きな利点がある」と報じた。注目は契約額で2023年12月に山本由伸投手(28)がドジャースと結んだ12年総額3億2500万ドルの投手最高額を上回り、4億ドルを超えると予想されている。

「SNYのチェルシー・ジョーンズ記者によると『メッツはスクバルが受けるであろうオファーと同額を提示する見込みだ』いう。これはさほど驚くべきことではない」

 メッツは条件闘争で引かないということだ。スクバルの代理人は〝らつ腕〟のスコット・ボラス氏が務めており、5億ドルを突破するかもしれない。

 しかし、同サイトはドジャースはメッツにないものを提供できるとし、「ワールドシリーズ(WS)優勝のチャンスを常に提供できるということ」を挙げた。ドジャースのWS3連覇はブルワーズによって打ち砕かれたが、3年連続でナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)に進んでいる。フリードマン編成本部長は戦力補強に着手するだろう。

 一方、メッツは一昨年はNLCSに進んだがドジャースに敗退。昨年は83勝でプレーオフ進出を逃し、今季はナ・リーグ東地区最下位に沈んだ。「スクバルがそのような雰囲気に魅力を感じる可能性は極めて低い」とバッサリ。「(オーナーの)スティーブ・コーエンの過剰な支出にもかかわらず、MLBにおいてメッツほど魅力のない球団はほとんどない。過去10年間で6度負け越している」と痛烈に批判した。

 今オフのFA市場で最大の目玉のスクバル。重視するのは「金額」か「名誉」かそれとも両方か。目が離せない。