ワールドシリーズ3連覇を目指したドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でブルワーズに4連敗して敗退した。米スポーツサイト「クラッチ・ポインツ」は18日(日本時間19日)に「ドジャースが必ずやるべき3つの抜本的な改革」を提言した。

 トップは大谷翔平投手(32)の負荷制限だ。今季は右上腕二頭筋と左ヒザの不良で、期待されたパフォーマンスを見せることができなかった。それを防ぐためには計画に休養を与え、投球数の管理が重要だ。

 同サイトは大谷の魅力が投打二刀流であることから「好ましくない」とするも「球団としては最も影響力のある選手が10月のポストシーズンで万全の状態でプレーできることを最優先事項とするべき」と指摘。

「大谷を守ることは彼の限界を認めることではない。優勝するためにチームの弱点を克服するために大谷に頼るのではなく、最高の選手を支えるべきだということを認識すべきだ」と発想の転換を求めた。

 2番目は「ブルペンの序列をなくし、守護神を固定しない」だ。NLCS第4戦の6回に左腕スコットが左打者のミッチェルに勝ち越しソロを浴びたことを紹介し、「来季はクローザーを固定せずに臨むべきだ。その代わりにイニングを問わずに相手チームの強打者に対応できる救援投手を複数人そろえてチームを再構築すべき」と訴えた。

 その上で「シーズンを左右する場面で投げる投手を年俸だけで決めるべきではない」と強調した。ディアスは3年6900万ドル(約109億円)、スコットは4年7200万ドル(約114億円)だ。

 3番目は「若手野手の積極起用」だ。NLCS第4戦で先発メンバーに名を連ねた選手の平均年齢はブルワーズの約27歳に対してドジャースは32・7歳。同サイトは「ドジャースは実績のある打者を当然のようにレギュラーとして扱うのは止めるべきだ」と警告した。

 スピードと守備を優先するために、ベテラン選手のレギュラーポジションを犠牲にするということで、選手の具体名に触れていないが、テオスカー・ヘルンデス外野手(34)とホスウェイ・デパウラ外野手(21)を念頭に置いていると思われる。

「契約金額や過去のポストシーズンでの貢献度ではなく、対戦相手や選手のパフォーマンスでラインアップを決めるべきだ」。同サイトが提唱する3つの抜本的改革で一番難題かもしれない。