ヤンキースの主将、アーロン・ジャッジ外野手(34)の球団に向けた要請をめぐり、名門に亀裂が生じたという。

 ヤンキースはア・リーグ地区シリーズでレイズに3連敗して終戦。敗退決定後、ジャッジはインタビューで「フロントには全力を尽くして必要なことをやってほしい」と球団に大胆な組織改革を迫ったが、これに一部の幹部が眉をひそめているという。

 地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が「情報筋によると、ヤンキースの幹部1~2名が、キャプテンでありMVPを3度受賞しているジャッジの発言に少なからず苛立ったようだ。レイズに3連敗を喫した後、総年俸3億2000万ドルを誇るヤンキースに対し、ジャッジが『もっと金を使えるはずだ』と示唆したためだ」と報じた。

 名門球団に降って湧いたこの〝対立〟に地元紙が飛びついた。「ヘビー」は「非常に興味深い話だ。アーロン・ジャッジの発言は間違っているのか? それとも一理あるのか? ヤンキースの資金投入のあり方、そして今後の支出方針に関するアーロン・ジャッジの発言は球団幹部の神経を逆なでする結果となった」と報じた。

 さらに「ジャッジはプレーオフ期間中、試合に出場しておらず、彼が出場していれば結果は変わったかもしれない。とかいえ、ジャッジは9年総額3億6000万ドルという大型契約を結んでおり、ヤンキースは彼に対して多額の資金を投じている。キャム・シュリトラーやベン・ライスといった若手選手を除けば、ヤンキースの選手たちは皆、十分な報酬を得ているようだ」と指摘。ジャッジ発言に怒ったという幹部の心情に理解を示し「この報道を受けて今後どのような展開になるのか、また双方からさらなるコメントがあるのか、非常に注目される」と〝続報〟に期待した。