鯉のルーキー右腕が明暗を分けた。広島は6日の阪神戦(甲子園)で、ドラフト4位の工藤泰己投手(23)はプロ2度目の先発で2回2失点。一方、2番手で登板した同5位の赤木晴哉投手(23)は3回無失点と好投した。

 プロ初勝利を狙った工藤は初回、先頭・近本に左翼線二塁打を許した。中野を空振り三振、森下を左飛に打ち取って二死としたものの、佐藤に中前適時打を浴びて先制点を献上した。

 2回も一死から伏見に四球を与えると、小幡に右翼への二塁打を浴びて二、三塁。大竹を三ゴロに打ち取って二死としたが、近本に二塁へ適時内野安打を許して2点目を失った。3回の攻撃で代打を送られ、2回34球、4安打1四球1奪三振、2失点で降板。プロ初黒星を喫した。

リリーフした3回を無失点に封じた広島・赤木晴哉
リリーフした3回を無失点に封じた広島・赤木晴哉

 対照的に、3回からマウンドに上がった赤木が粘った。先頭・森下に四球を与えたが、佐藤を二ゴロ併殺。大山に左前打を許したものの、高寺を左飛に仕留めた。4回は先頭・伏見に中前打を許したが、後続を断った。

 5回には二死一、三塁とピンチを背負ったが、高寺を空振り三振に仕留めた。3回59球、3安打2四球3奪三振で無失点。佐藤も2打席連続で封じた。

 前回登板の9月25日巨人戦(マツダ)はプロ2度目の先発で、3回3安打無失点と好投。これで2試合連続の3回無失点となった。今季の阪神戦も3試合で計6イニングを無失点。ドラ5右腕がシーズン最終盤で結果を残し、来季へ向けて猛アピールした。