歴代王者が4チームに分かれて先鋒、次鋒、副将、大将戦を行う――そんな伝説のオールスター戦が「帰ってきた!」と麻雀ファンの間で話題となっている。麻雀プロによる対局番組を初めて放映したMONDO TVが、年に一度のチーム戦としてかつて好評を博していた「麻雀 BATTLE ROYAL~グランドチャンピオンシップ~」を7年ぶりに復活させたのだ。せっかくなので、各チームのキャプテンに、30年にわたり続く同局のモンド麻雀プロリーグの思い出を語ってもらった。実力派プロは、どんな場面を記憶し、どう生かすようにしているのだろう。
〝ミスター麻雀〟こと小島武夫(享年82)の九蓮宝燈はじめ、数多の伝説対局を生み出してきたモンド麻雀プロリーグが始まったのは1997年、サッカー日本代表が「ジョホールバルの歓喜」でW杯本大会初出場を決めた年だった。現在は50代以下の男性プロによる「モンド杯」、女性プロによる「女流モンド杯」、50代以上の男性プロによる「モンド名人戦」と3カテゴリーに分かれ、各カテゴリーの優勝者と前年度のモンド王座優勝者による最終決戦「モンド王座戦」が行われている。
「麻雀 ATTLE ROYAL」は、モンド麻雀プロリーグのスペシャル版として、年末年始に放映されたり、生放送されて来た人気番組。今回は開局30周年記念特別番組として、2019年以来の復活となる。同番組では「モンド麻雀プロリーグ」の歴代王者たちが「モンド杯」「女流モンド杯」「モンド名人戦」「モンド王座」の4チームに分かれ、先鋒、次鋒、副将、大将戦を戦い、トータルポイントでチーム優勝を目指す。
滝沢和典「オーラスの戦い方への意識変わった」
「これまでずっと一緒に育ってきたような感じがするんですよね」とは、プロデビューの翌年となる2001年からMONDO TVに出場している「モンド杯チーム」キャプテンの滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部/日本プロ麻雀連盟)だ。「今でも忘れられない対局は2005年の第2回モンド王座の決勝戦オーラス。満貫ツモ条件で三色同順になる高目をツモって優勝できたんですけど、安目ツモでも裏ドラに賭けてアガるつもりだったんです。でも実際には裏ドラは乗っていなかったんで、安目ツモでアガったらシラけてしまう場面だったんで、あの対局以降、オーラスの戦い方への意識が変わりました」
今回の見どころはズバリ「対戦カード」だという。「4試合ともモンド麻雀プロリーグでもなかなか見られない組み合わせだと思うんで、楽しんでいただけると思います」
二階堂亜樹「解説がめちゃくちゃ面白いんです」
当時最年少女流プロとしてMONDO TVに登場し「まさに自分の原点」と振り返るのは「女流モンド杯チーム」キャプテンの二階堂亜樹(EX風林火山/日本プロ麻雀連盟)。「忘れられない対局は2006年の第3回モンド21王座決定戦、滝沢さんと競っていた最終戦オーラス。親番だった私はノーテン宣言すれば優勝が決まっていたのに、リーチ棒と積み棒が出ていたことが頭から抜けていてテンパイ宣言して手牌を開けちゃったんです。結果的には優勝できたんですけど、オーラス時はすべて確認する癖がついたので、振り返ればいい失敗だったと思います」
今回の放送については「解説がめちゃくちゃ面白いんです(笑い)。私たち選手も解説しているんですが、笑える思い出話も満載なんでぜひ見てほしいですね」と続けた。













