昨日盗んで、今日は丸刈り?――中国湖北省武漢市青山区で、電動バイクを盗んだ男が、逮捕を逃れようと頭を丸刈りにしたものの、犯行時と同じサンダルを履いていたことから警察官に見破られ、御用となった。中国メディア「九派新聞」が13日、報じた。
「一昨日、高齢者活動センターへマージャンをしに行き、電動バイクに鍵をかけるのを忘れてしまいました。外に出ると、バイクがなくなっていました。最初は知人が乗っていったのだと思いましたが、2日間探しても見つからなかったので、盗まれたのではないかと思いました」
9月1日、武漢市公安局青山区分局の八吉府派出所は、村民の蒋さん(仮名)からこのような通報を受けた。
警察官が事件現場周辺の防犯カメラを詳しく調べたところ、同日午後、短髪の中年男が電動バイクに乗って立ち去る姿が確認された。
さらに聞き込みや映像分析を進めた結果、楊家寨に住む河南省出身の王という男が、映像の男と非常によく似ていることが判明。王は同日午後に自宅を出た後、漢口駅周辺で行動していたことも分かった。
その後の調査で、王が武漢市の臨時居住証を取得していないことが判明した。警察は警戒されないよう、「臨時居住証の手続きが必要だ」との名目で、王に派出所へ来るよう通知した。
9月5日午前、王は派出所のロビーに姿を現した。
「どうも似ていないな」
警察官は内心、首をかしげた。顔立ちは似ているものの、防犯カメラに映っていた男は短髪だったのに対し、目の前の王は丸刈りだったからだ。
しかし、さらに注意深く観察した警察官は、ある手掛かりに気付いた。王が履いていた黒いサンダルが、犯行時に映っていた男のものと全く同じだったのだ。
捜査員は直ちに王の身柄を確保。追及を受けた王は犯行を認めた。
王の供述によると、9月1日正午ごろ、村の高齢者活動センター前を通りかかった際、鍵のかかっていない電動バイクを発見。出来心から盗み、その後、売却したという。
犯行の発覚を恐れた王は翌日、変装するため、わざわざ頭を丸刈りにした。しかし、髪形は変えてもサンダルまでは替えておらず、警察官に見破られてしまった。












