バレーボール男子のアジア選手権決勝(13日、福岡・北九州市立総合体育館)の日本―イラン戦には、イランメディアも大きな関心を寄せている。

 今大会は優勝すれば最短での2028年ロサンゼルス五輪出場が決まる一戦。イラン紙「エッテラート」は「イランと日本の代表チームは、オーストラリアと韓国を破り、誰もが何か月も待ち望んでいた決勝戦に進出した。この試合は多くの専門家やファンが長らくこの大会で最も可能性の高いシナリオと考えてきたものだ」と伝えた。

 その上で「決勝戦は間違いなくアジアバレーボール界で今年最も重要な試合となるでしょう。開催国としての特権と質の高い選手を擁する日本が有利だが、ロベルト・ピアッツァ監督率いるイラン代表は、優勝してロサンゼルス五輪の出場権を獲得するために全力を尽くして戦う」と報じた。

 同紙「ケイハン」は「ピアッツァ監督率いる選手たちは最も重要な試合に臨む。決勝戦で日本と対戦するイランにとって、アジア選手権のタイトル獲得は世界ランキングポイントよりも重要だ」と指摘した。

 同紙によると、イタリア1部ミラノ時代に日本の主将・石川祐希(ジラート)を指導したピアッツァ監督は「決勝は最後のステップです。山を登るとき、最後の10メートルが最も難しく、登れば登るほど難しくなる。自分たちのポジションを考え、どこで十分に強いのか、相手がどのような状況で攻撃してくるのかを見極めなければならない。試合のこと、相手がどこにサーブできるのか、そしてそれぞれのボールについて考えなければならない」と語ったという。

 日本は世界ランキング6位でイランは同17位。数字上は日本が優位だが、イラン内の期待は大きそうだ。