フィギュアスケートの2022年北京五輪女子銀メダルで、結婚、出産を経て競技復帰したアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ、ロシア)が、鉄の女と呼ばれるエテリ・トゥトベリーゼコーチのもとへと戻った理由を明かした。

 イグナトワは約4年ぶりの国際大会となったフィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯に出場。フリーでは4回転ルッツを着氷させるなどし、2位に入った。ロシアメディア「スポーツ」によると、イグナトワは一時休養を経て競技再開の際に、北京五輪時に師弟関係だった恩師の元へと戻った理由について告白。

「そこの方が自分にとって居心地が良いと思ったからです。これまでいろんな場所で練習してきましたが、このコーチ陣が自分に最も合っていると感じました」と説明した。

 さらに「いつも『体調はどう?』『何ができて、何ができない?』と聞いてくれます。彼らと一緒にいると心地よく、お互いに理解し合っています。トレーニングの仕方や、私に対する接し方も私に合っています。全体として、スタートラインに立つ時の感覚も良いですね。大会では、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリーゼ)と一緒にいるととても安心できます。まるで盾のような存在を感じます」と、安心感があると付け加えた。

 北京五輪ではコーチのハグを拒否したと話題になったが、両者は信頼関係で結ばれているようだ。