カブスでメジャー2年目のシーズンを送るマット・ショー外野手(24)が異例の危機に瀕している。球審のボール、ストライク判定に検証を求めるABSチャレンジの権利がチームから剥奪されるかもしれないという。
米メディアやファンから問題視されているのは、8日(日本時間9日)に行われた敵地でのブルワーズ戦。1―1の同点で迎えた9回無死一、二塁のビッグチャンスで、ここまで四球と2三振だったショーは2ストライクと追い込まれ、4球目に投じられた98・8マイル(159キロ)のフォーシームを見逃した。球審の判定は「ストライク」で「見逃し三振」を告げられたが、ショーはすぐさま左手でヘルメットをポンと叩いてABSを要求した。
ところが、コースは真ん中からやや低かった程度。試合を放送した実況席では「それはど真ん中だ」「ただの身勝手だ」と即座に酷評され、判定通り、あっけなく三振となってベンチのカウンセル監督も渋い表情を浮かべるしかなかった。ファンも「こんなにヒドいABSは今まで見たことがない」などとSNSで声を上げるありさまだった。
米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」も異論なしで、ショーのチャレンジを「愚か」「ボール2個分はストライクゾーンに入っていた」と一蹴し「不用意にヘルメットを叩いたことで、チャレンジ権が取り消される可能性がある」とまで報じた。
チャレンジ権は9回までに各チーム2度認められ、成功すれば権利は減らず、失敗すると1つ減る。そのため、試合の序盤ではチャレンジしないことをチームの決め事としている球団もあるが、個人的な剥奪となれば初めてのケースとなるかもしれない。












