日本共産党の田村智子委員長は3日、東京・渋谷の党本部で第9回中央委員会総会後、会見を開いた。

 同委員会総会では来年1月18日の第30回党大会に関して5日間のスケジュールで行うと発表。党大会の議題は党綱領の一部改訂を行うという。

「これは私たちの綱領第5章で社会主義、共産主義を目指してという共産党たるゆえんとも言える未来社会の展望を綱領のなかで私たちは述べています。これが第29回党大会で社会主義、共産主義の真の目的は、それは自由だと。自由な時間を獲得の展望ということが未来社会なかで重要な軸になっていくんだということを理論的な開拓、学習の大運動に取り組んできました。その成果を綱領のなかに生かしていきます」と田村氏は意気込みを述べた。

 今年2月の衆院選など国政選挙では議席が伸び悩んだ共産党。同総会では、党員獲得にも伸び悩んだことなどが確認されたという。

 しかし中道改革連合、立憲民主党、公明党による3党合流が分裂した状況の中、秋の臨時国会などに向けて飛躍のチャンスにつなげられるか。

「他の野党のご質問がありました。野党共闘の攻撃は共産党との共闘というところに攻撃が集中したんですよ。そのなかでさまざまな野党の動きがあったと思います。(3党は)政策で自民党とどう対決していくのかということなしに(ほかの野党と)共闘だとか、あるいは党が固まるというのは『それは無理な話だよね』ということが明からかになってきたのではないかなというふうに考えます」と持論を述べた。

 その上で「そういう意味でも共産党の躍進のチャンスのときです。チャンスをいかしていけるかどうか、私たちの主体的な奮闘にかかっていると思いますので、その決意で臨んでいきたいと思います」と語った。