オランダ1部NECナイメヘンからJ1町田に加入した日本代表FW小川航基(29)が27日、都内で入団会見を行い、移籍の経緯を語った。
桐光学園高から磐田入りし、横浜FCなどを経て2023年からNECナイメヘンでプレーしていた小川にとって、これが約3年ぶりのJ復帰となる。
3試合に出場した今夏の北中米W杯を「人生最大の大会、瞬間だった。もう一度出たいと強く思った」と振り返り、この思いが今回の移籍の大きな要因になったことを明かした。
そもそも渡欧した目的は、W杯への出場と欧州5大リーグへのステップアップだった。しかし今夏は「5大リーグからオファーがなかった」と告白。そのうえで「今年(オランダで)15~20点取ったとして、行けて5大リーグの下位チーム。下位チームはおそらくカウンターサッカーで、僕みたいな選手が活躍できるかといわれたら、そうは感じない。どこでやっていても結局点を取らないと代表に呼ばれないという中で、僕が一番輝いて点が取れて、W杯に近いところを考えたときに町田だった」と野心は薄れていないことを強調した。
また、原靖フットボールダイレクターが何度もオランダに足を運び、熱意を持って話をしてくれたことも大きな後押しとなったという。
町田を指揮する黒田剛監督とは高校時代、全国高校サッカー選手権で対戦した因縁がある。「勝ちに徹底するサッカーの恐ろしさをよく分かった監督だと思っていた」と当時を回想。続けて「(W杯の)ブラジル戦の最後は本当に細かいところが出て、勝利を落としてしまった。昨日、今日と練習を見ていても、黒田監督はやっぱり細部にすごくこだわるし、勝てる監督なのかなと感じる」と早くも信頼を口にした。
最後は新天地の印象を「大きな可能性を持った、Jリーグを変えるようなクラブ」と表現し、「僕もそこに乗っかっていけることをうれしく思うし、たくさん得点を取ってクラブを変えていけるような存在になれれば」と意気込んだ。












