フィギュアスケート女子の住吉りをん(オリエンタルバイオ)が、趣味のパンづくりを通して英気を養った。

 前週の東京夏季競技大会で優勝した住吉は、24日に東京・目黒区の「Taisuke Endo」で行われたパンづくりイベントに参加。スポーツクライミング女子で2024年パリ五輪代表の森秋彩(茨城県山岳連盟)とパンづくりのいろはを学んだ。100個以上のパンをつくり終えた住吉は「家でクロワッサンを試したこともあったけど、一度もうまくいかなかった。こうやってプロの厨房で遠藤さんに教えてもらいながら美味しそうなパンがたくさんつくれてうれしい」と頬を緩めた。

 つかの間のオフを満喫した住吉は、10月開幕のグランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会&第5戦フィンランド大会に出場する。「まずはフランス大会、今日つくったクロワッサンの聖地なので、そのフランスを楽しみつつ、GPファイナルにつながるような自分のベストの演技を全力でできたら。今までずっと3位なので、それより上の結果が残せたら」と力を込めた。

 2030年フランス・アルプス五輪の出場を目指し、現役続行を決断した。今季からロシア勢が復帰したことで、より一層厳しい戦いが予想される。それでも「今季は自分の中でたくさんの変化を起こしている年になるので、この変化させた自分を楽しんで、もちろんロシアの選手が出場することは試合として大きく変わるとは思うけど、自分がやることは何も変わらない」と決意にブレはない。

 自らの進化を見据え、前だけを見て走り続ける。