中国・江蘇省蘇州市の男性が妻とケンカした後、気晴らしの方法をAIに相談し、勧められた山に登ったところ遭難する騒ぎがあった。香港メディア「星島頭條」が17日、報じた。
8月12日夜、男性はささいなことで妻と口論した。気分が落ち込み、外出して気晴らしをしたいと考え、AIに相談した。
AIは男性の心理状態や性格、身長、体力などについて詳しく質問。その回答を踏まえ、男性の気晴らしに合った〝専属ルート〟として、蘇州から約200キロ離れた浙江省杭州市臨安区にある「浙江三尖」の一つ「童公尖(トンゴンジエン)」を勧めた。男性はその日のうちに蘇州から臨安へ向かった。
童公尖は臨安区西部に位置し、山深く森林が密生している。イバラなども生い茂り、大部分が未開発地域となっている。男性は登山中に誤って転倒。足やひざの数か所に擦り傷を負い、標高1300メートルを超える地点で動けなくなった。山中は真っ暗だったため、男性は警察に電話して救助を求めた。
通報を受け、杭州市臨安区の民間救助組織「狼行公益応急救援隊」の隊員7人に加え、警察官2人と消防隊員3人が現場に向かい、翌13日未明に男性を救出した。
救援隊の沈暁斌(シェン・シャオビン)隊長は、男性が普段ほとんど登山をせず、アウトドア活動もしていなかったと説明した上で、「AIのおススメは当てにならない」と率直に語った。












