米ワシントンDCのテンリータウン地区にある消防署近くで12日早朝、不審な電子機器が発見された。警察が出動し、朝のラッシュ時に周辺道路が約2時間にわたって通行止めとなる騒ぎになったが、その正体はなんとアダルトグッズだった。米テレビ局・WUSA9などが報じた。

 不審物が通報されたのは午前7時ごろ。何者かが街角のゴミ箱に不審な物体を捨てているところを別の人物が目撃した。物体は配線がむき出しになった電子機器だったことから、警察が現場に駆け付け、ウィスコンシン・アベニューNWの40番ストリートからウォーレン・ストリートまでを封鎖した。

 警察は不審物に危険性がある可能性を考慮して慎重に調査。爆発物処理班が出動した。周辺では朝のラッシュ時にもかかわらず、約2時間にわたって交通がストップする事態となった。

 しかし調査の結果、爆発物などの危険物ではないことが判明。警察の報告書には、その正体がアダルトグッズの「携帯型電子セックスポンプ装置」だったと記されていた。

 報告書によると、消防署員は問題の物体を捨てた人物から声をかけられていたという。その人物はその後、配線が露出した正体不明の電子機器を残して現場を立ち去った。

 思わぬ〝珍品〟に振り回された警察だったが、現場の安全が確認された後、道路の封鎖は解除された。