格闘技イベント「RIZIN.54」(11日、トヨタアリーナ東京)の公開計量が10日、都内で行われ、伊藤裕樹(29)が大みそか大会への出場権を要求した。
9日の会見で「真夏の減量はキツすぎる」とこぼしていた伊藤は、規定の57キロちょうどで計量をパス。一方、対戦相手のアリベク・ガジャマトフ(ロシア)は58・75キロでリミットを大幅に超過した。
予期せぬ事態に会場がどよめく中、ガジャマトフは「ファンの皆様、榊原信行CEO、RIZINの皆様、今回体重をつくることができず申し訳ありません」と謝罪。続けて、超過の理由を「健康上の問題があり、なかなか体重を減量することに苦労した。最大限の努力をしたが、うまくいかなかった」と説明した。
それでも伊藤が対戦を受諾したため、本戦は伊藤が勝利した場合のみ公式記録となる条件付きで実施されることに。ガジャマトフは「試合を受けてもらった以上、明日は最大の力を出して戦いたい」と前を向いた。
対する伊藤は、マイクを握ると「この試合ノーコンテストってことは僕、大みそか確定じゃないですか? 違いますか、榊原さん」とアピールし、会場の笑いを誘った。
榊原CEOから「KOで勝てよ」とゲキを受けると、伊藤は「まあ、ノーコンテストだろうが何だろうが、ガジャマトフ選手も遠いところから日本に来てもらったんで、やることは変わらない。僕がKOで倒して大みそかまでつなげる。当日はバチバチに行くので楽しみにしててください」と高らかに宣言。自らの拳で大舞台への切符を手繰り寄せる。












