【ズームアップ甲子園】 第86回選抜高校野球大会は21日に甲子園球場で開幕し、出場32校による12日間の熱戦がスタートする。
大会2日目に駒大苫小牧(北海道)と対戦する創成館(長崎)は、間近に迫った決戦に向けて菊地(3年)、伊藤大(2年)という相手の二枚看板について「球のスピードはそこまでのものではないが、厄介なのは変化球。狙い球が絞りづらい。高校生は、速い球は意外と当てていけるけど、緩い球にはまるチームが多い」と警戒を強めた。創成館は今回のセンバツに備え、1月中旬から実戦形式の練習を開始した。おかげで「うちは例年より仕上がりが早い」(植田監督)。これは北海道の学校にはなかなかできない調整だ。さらには、エースの広渡(3年)も冬を越して一気に制球の安定感が増したことも好材料だ。
駒大苫小牧はヤンキース田中を出し全国制覇の経験もある“北の強豪校”だが、2007年夏以降、甲子園から完全に遠ざかっていた。これに対して創成館は昨年の春を経験している。指揮官は「昨年から大きくメンバーは変わっているが、スタンドからは観戦しているし、チームは甲子園の雰囲気に慣れている。そういう意味で精神面は大丈夫ではないかと思う」と自信をのぞかせた。
駒大苫小牧の佐々木監督は04年夏に同校が初優勝した時の主将。稙田監督は「(佐々木監督が)若くてイケメンなので負けてられない。初回に注意して入ってなんとか流れをつくりたい」と、ジョークを交えながら、自らに気合を入れた。












