元ドジャースで今季からレッズでプレーするケーレブ・ファーガソン投手(30)が21日(日本時間22日)、審判員に発した暴言について謝罪した。
問題視されたのは3番手で登板した前日20日(同21日)のマリナーズ戦。3点ビハインドとなり、なおも一死二、三塁のピンチでマウンドに送られた。するとベンチの指示で次打者を申告敬遠で歩かせて満塁となり、ローリーに痛恨のグランドスラムを浴びた。さらに二死一塁となり、二遊間に転がった平凡なゴロの先には二塁塁審のビル・ミラー氏がおり、ぶつかりそうになった二塁手のアローヨも遊撃手のデラクルスも捕球できず、中前に抜ける安打となった。
すっかり計算が狂い、感情のやり場を失ったファーガソンは強い口調で何事かを吐き捨てたが、中継映像に映り込んだ口の動きから「どけよ! デブ」のほか〝Fワード〟が確認され、米メディアの間で「侮辱発言」として騒動となっていた。
レッズを担当するチャーリー・ゴールドスミス記者らによれば、ファーガソンは「この世界に入ってから、あんなふうに審判に食ってかかった映像なんてどこを探しても見つからないと思う。今回のことを胸に刻み、必ずビルを探し出して和解するつもり。自分の行動はプロとして極めてふさわしくない。もっと良くならなければいけない」と自らを戒めながら全面的に謝罪した。
守備側からすれば、打ち取ったはずの打球が審判による〝守備妨害〟でピンチが広がった格好。冷静さを取り戻したファーガソンは「あの状況でビルが邪魔にならないように最善を尽くしてくれたことは分かっている。自分がもっとしっかりしなければいけない」と自らを責め「今になってはどうすることもできない。ただ前を向いて進むしかない」と顔を上げた。
ファーガソンは2014年のMLBドラフト38巡目(全体1149位)でドジャースに入団。24年にヤンキースにトレードされて以降、アストロズ、パイレーツ、マリナーズと渡り歩き、レッズが6球団目となっている。












